10月2日土曜日、京都市のひと・まち交流館にて
「明日に活かす京町家~京町家まちづくり調査報告会&意見交換会」
が開催され、参加してきました。
主催は京都市・(財)京都市景観まちづくりセンター・立命館大学。
内容は平成20年度から21年度にかけて、京都市全体の町家の調査が行われ、
その報告会と、空き家の活用を考える意見交換会。
調査の結果、京都市内には47,735件もの町家が現存しているそうです。
さすがに町家の本場と言いましょうか、すごいですね。
近江八幡の町家の数はその100分の1以下です^^;
調査も1年半がかり、調査動員数延べ約2300名と、
本当に大規模な調査でご苦労だったと思います。
調査報告で印象的だったのは、客観的には町家と呼んではいるものの、
住んでいる人にとってはただの木造住宅としか認識してない場合が多いということ。
特にご高齢の方から見ると、町家という住居が当たり前の存在なので、
そう認識されている人が多いそうです。
確かに、無理はないですね。
町家という住宅をある種ブランド化、価値のあるものとして捉えてもらうことが、
町家を残していく一つの方法ではないかなと思います。
長くなりそうなので、空き家の活用を考える意見交換会については次回にしたいと思います。