空き町家活用フォーラム
去る11月13日(日)、NPO法人はちまんまちづくり間の会主催、
空き町家活用フォーラムが開催されました。
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コーディネーターに湖北古民家再生ネットワークの清水安治さん
パネラーにいざない湖北定住センター理事の西島進一さん
湖東地域定住支援ネットワーク代表の奥貫隆さん
結びめの西川唱子さん
という、県域で空き家問題に取り組む団体様をお迎えし、
各地域での事例報告と、空き家問題について議論が交されました。

近江八幡からは、NPO法人間の会の石井和浩副理事長から
空き家問題の活動についての取り組みの経過が報告されました。
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彦根では、商工会議所を中心として、空き町家活用検討委員会が設置され、
まもなく空き町家バンク制度が立ち上がるそうです。

昨年、当ネットワークにも視察研修に来られました。
おそらく、近江八幡をモデルとされたのでしょう。
今後、どのような動きをされるのか、気になります。

日野からも役場の空き家担当者の方からお越しいただきまして、
空き家の活用希望者の数は多く、増えてきている、
登録物件は30件ほどあるが、実際にすぐにでも紹介できる物件は
10件程度に留まっていると、登録があっても条件整備が十分にできていないというお話でした。


コーディネーターの清水さんから、
「空き家は個人の不良資産ではなく、地域の優良資産である」
というフレーズが提言され、空き家は個人の所有物であり、
最終的には所有者の意識の問題になるのですが、
地域の問題として捉えていく必要があると感じました。

地域住民の合意形成の場としてのワークショップの開催

1件1件、それぞれ条件は異なるので、丁寧にマッチングを重ねていき、
時間をかけて地域に空き家活用を促す流れを生み出すことが
空き家活用の一番の近道である

空き家活用で成功している地域では、キーマンが必ずいらっしゃる
特に行政マンとしての立場で、熱心に継続的に取り組める方の存在があるとの意見もありました。

地域の中でのつなぎ役、コーディネーターの存在が
空き家活用、地域活動、まちづくりにおいては必要なのではと感じました。


しかし、地域の自治会長等に協力をお願いしても、
事なかれ主義でなかなか協力を得られないのが現状。

また、肝心の空き家がすぐにでも活用できるという状態のものはほんの一握り。
改修費の負担が問題になることはどの地域も違いありません。

活用されている空き家は、状態が比較的良好で、
改修費用も抑えられ、中にはセルフビルドで改修されるケースもあるそうです。

確かに、そうでもしないと老朽化が激しい空き家については、
予算的にも活用するのが難しいと思います。


空き家の問題、活用については、どの地域も、それぞれ課題をたくさん抱えています。

個人としての問題ではなく、地域の問題として捉えること、
そして空き家が増えることの深刻さ、
一方で、空き家を有効活用することで、地域は良くなるんだという認識が
少しずつ広がり、一人ひとりが活用に向けて動き出すことで、
空き家が解消されていけばと思いました。

空き家の問題に粘り強く、継続的に取り組んでいきたいものです。

そう感じることのできた空き町家活用フォーラムでした。
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by 8machiya | 2011-11-15 10:00 | イベント
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